1993-1994シーズンに使用されたアウェイ用ユニフォームです。ユニフォームのベース自体は前シーズンの1992-1993シーズン用と同様ですが、胸スポンサーがPanasonicからEURESTに変更されています。
メーカーロゴ、エンブレム、スポンサーロゴは発泡素材圧着。経年劣化でひび割れや剥がれが気になります。これは比較的良い状態ですね。
このシーズンはリーグ戦は2位でしたが、1994年4月時点で前シーズンに行った賭博行為(所謂八百長です)によるペナルティでシーズン終了後にディヴィジョン・ドゥ(リーグ2部)に降格が決定。順位に関係なく降格となりました。前シーズン、リーグとチャンピオンズリーグの2冠を達成したチームは、そんな汚い手を使う必要が無い十分強いチームでしたが、いつの世にも余計な事を考え行動に移す者がいるという事です。それが身内の人間(当時クラブ会長のベルナール・タピ氏)だったのが不幸の始まりでした。
スポンサーロゴこそ異なりますが、同デザインだった1992-1993シーズンと1993-1994シーズンのユニフォーム。スポンサーロゴが異なるだけでシーズンの背景が全く異なり全く違う意味合いを持つ興味深いユニフォームとなりました。
