1993-1994シーズンに使用されたアウェイ用ユニフォームです。市販が無かった長袖ユニフォームとなります。背番号ですが、当時は固定番号制では無かった為、試合によってスタメンの選手がランダムに付けていました。
とは言えある程度は決まっており、11番に関しては大半を元イタリア代表のジュゼッペ・シニョーリ選手が付けていました。このシーズンも負傷でシーズン前半の多くを欠場しながらも、23ゴールを決めセリエA得点王に輝きました。
メーカーロゴとクラブエンブレムは刺しゅう。
スポンサーロゴは発泡素材圧着。
サイズはXL。シニョーリ選手は当時171㎝、68㎏と小柄でしたが、(一応ルール上は)選手着用サイズはXLと定められていた為、このサイズとなります。もっとも、一部の選手はこっそり違うサイズも着用していましたが...。
首元はボタンで閉じる仕様です。殆どボタンを閉じていなかった気がします(笑)。
ナンバーはフロッキー素材の1色1枚仕様。
このシーズンのみならず、1992-1993シーズン、1995-1996シーズンも得点王に輝き、3度のセリエA得点王の実績の持ち主です。小柄でしたが、高い敏捷性と早い足の振りからの鋭いキックを武器にPKやフリーキックでもゴールを量産しました。90年代のみならず、セリエA歴代の中でも有数のストライカーと言える選手でしょう。
ラツィオですが、今シーズンから日本代表の鎌田大地選手が加入。久しぶりにセリエAのビッグクラブに日本人選手が加入し、セリエAの試合を見る楽しみが増えました。監督のサッリ氏は緻密な戦術家なので、戦術面の動きや判断基準を数多く要求されますが、それを消化してチームの中で表現できるようになれば、より選手としてステップアップ出来る事は間違いないです。日本人ジョカトーレがセリエAやチャンピオンズリーグの大舞台で躍動する姿に期待しています。
