ユニフォーム 906枚目 ユベントス 2006-2007シーズン ホーム用 長袖

2006-2007シーズンに使用されたホーム用ユニフォームです。前シーズン後に発覚したカルチョポリ(一言で言うと審判買収、ユーべ中心に他のクラブを含め、審判やサッカー協会関係者が数多く罰せられた一大スキャンダル)のペナルティにより、クラブ史上初のセリエBでの戦いとなったシーズンでした。

サイズプリント部分。生産時期によってサイズ表記の仕様が異なります。

メーカーロゴは刺しゅう

クラブエンブレムはワッペン圧着

スポンサーロゴは発泡素材圧着。販売から17年が経過しているので、状態が良さそうに見えても適当に洗濯すると劣化して一発でボロボロに崩壊する可能性があります。慎重に扱う事をおすすめします。

襟の刺しゅう部分

ステッラ(星)の刺しゅうはエンブレム上では無く、袖に刺しゅうされています。

紙タグ部分。今よりお安いですよね....。原価高や円安で今では信じられないです。

 

細いストライプと大きめな襟でクラシカルな好デザインのユニフォームだと思います。本来であればこのユニフォームでセリエA3連覇と悲願のチャンピオンズリーグ制覇を目指すはずだったのですが。現実はセリエB降格と勝ち点減のペナルティを受けて、セリエA昇格を目指すシーズンとなりました。

 

セリエBに降格しながらも、チームのバンディエラでイタリア代表のデルピエロ、元チェコ代表のバロンドーラー ネドベド、イタリア代表の不動の守護神で世界ナンバーワンのキーパーだったブッフォンら古株の選手が残留してチームを牽引し、当時は若手で後にユベントスとイタリア代表を長く支えたマルキージオキエッリーニが出場機会を増やし飛躍のシーズンとしました。

 

今シーズンは経営上の問題でペナルティを課され、選手補強の原資となる資金は無く、ヨーロッパのコンペディションからも除外された事に加え、中心として活躍が期待されたポクバがドーピング疑惑で出場停止、過去在籍した大物選手から訴訟を起こされる等、ピッチ内外で問題が山積みと言う言葉では片づけられないレベルの問題に直面中です。

 

戦力的には、選手の流出を想定よりも抑えられたので、チャンピオンズリーグ出場圏内の4位を狙いつつも、ミラノの2強とナポリが過密日程で調子を落としたところを突いてスクデットを狙う事が目標になります。カルチョポリ以来の大逆風の中、ユベントスが今シーズンをどう乗り切るのか注目しています。