2008年シーズンに使用された2nd用ユニフォームです。先日、現役引退を発表された田中裕介選手に支給された物となります。2nd用ユニフォームは市販がございませんでした。前身の日産自動車時代からのユニフォームサプライヤーだったアディダスが離れ、新たにナイキとサプライヤー契約を締結しました。ナイキが手掛けた初代ユニフォームです。
今では当たり前にネームが圧着されていますが、横浜Fマリノスはこのシーズンまではネームの圧着が無く、ネームが使用されなかった最後のシーズンのユニフォームとなりました。
メーカーロゴは刺しゅう
エンブレムはワッペン縫い付け
スポンサーロゴ、Jリーグパッチ、YOKOHAMA YOKOSUKAパッチは全てラバー圧着。従来は選手支給品のみ入っていた薔薇の花のロゴですが、このシーズンから市販品にも入るようになりました。支給品のみという特別感が無くなったので複雑です。袖のメガネスーパーのスポンサーロゴは支給品のみ圧着で、翌2009年シーズンからは市販品にも圧着されるようになりました。
ナンバーは2色1枚のラバー素材。
内タグ部分。市販品にはA44の上に品番が入りますが、支給品は入りません。
ユニフォームと同色のラバープリントで目立たぬように入っているクラブのシンボルマークとフレーズ部分。デカデカと目立つように入れないところにセンスを感じます。重要な事だからこそさり気無くユニフォームに落とし込んだところがポイント高いです。
横浜Fマリノスから始まり、川崎フロンターレ、ウエスタンシドニーワンダラーズ、セレッソ大阪、ファジアーノ岡山、SHIBUYA CITY FCと長いキャリアを積み重ねてきました。今シーズンのSHIBUYA CITY FCのユニフォームを、世界で初めてnew eraが手掛けた事もあり、斬新なデザインのユニフォームを纏い2023年もピッチで躍動してくれるものだと思っていました。
所属したどのクラブでも、高いフィジカル能力で他の選手が疲労で動きが鈍った時間帯でもファイトし、他の選手の分まで動ける献身的なプレーと相手陣内深くに切り込み、フィニッシュワークに絡むプレーで多くの勝利に貢献しました。今後はSHIBUYA CITY FCの役員としてピッチ外で精力的な活躍に期待しています。