2005-2006シーズンに使用されたアウェイ用ユニフォームです。元イタリア代表で、このシーズンは、31ゴールを決めセリエA得点王に輝いたルカ・トーニ氏に支給されたユニフォームです。長袖ユニフォームの市販は無く、支給品のみの取り扱いでした。
サイズ表記部分はラバープリント。196cm 94㎏の肉体にはXXLサイズです。
メーカーロゴは発泡素材圧着
クラブエンブレムはワッペン縫い付け
胸スポンサーロゴはラバー圧着。市販品やシーズン中盤戦までは「TOYOTA」のロゴでした。シーズン途中からこちらの車種名のロゴとなりました。
袖のメーカーロゴは発泡素材圧着、レガカルチョパッチはワッペン圧着
メーカーロゴよりの部分に圧着されて、少しバランスが悪い位置になっているのも支給品の特徴、醍醐味でしょうか。用具係の方も、何枚も圧着していると、取り敢えず圧着されていれば良いだろうと思う事もあるでしょう。とは言え、市販レプリカにマーキングする際に変な位置や角度で圧着されると、しっかり付けろやと思ってしまうのが難しいところです(笑)。
ネームとナンバーはラバー素材の1色1枚仕様。
ユニフォーム内側のタグ部分
セリエAで2回、ブンデスリーガで1回得点王に輝いた選手なので、勿論得点能力の高さに関しては言う事が無いのですが、個人的に印象に残っているのは、長身と屈強な肉体とその体躯に釣り合わないボールを扱う技術の高さで見せるポストプレーです。適当に彼目掛けて蹴り込んでも、何も無かったかの様にボールをキープし、味方に時間とスペースを提供してくれます。ポストプレーが上手い選手は?と聞かれたら、トーニ氏の名前を出すと思います。デカくて上手い選手と言えばルカ・トーニです。
ロベルトバッジョ氏を追いかけていた関係で、ブレシア在籍時に彼のプレーを初めて見ましたが、当時はアズーリ(イタリア代表)には選ばれておらず、ヴィエリやインザーギ、モンテッラ、デルピエロでも凄いのに、こんなに点も取れてポストプレーも上手い選手が後に控えているのかと、アズーリの選手層の厚さに圧倒されていました。そんな意味でも印象深い選手の一人ですね。