2019年 Jリーグ24節 川崎フロンターレー清水エスパルス 感想

昨日は試合中から勝敗とは別の事をを考えていました。勝敗について言えば、昨日はフロンターレにとって呪いの日である「24時間テレビ」の日です。負けなきゃいいやくらいに思っていました。別の事と言うのは、ある選手が何で起用されているのだろうという事です。

 

それは、左サイドバック車屋紳太郎がなぜ起用されているかです。私は、一人の選手を戦犯に祭り上げる主義では無いですが、我慢の限界が超えたので言いますと、今シーズン最低のパフォーマンスをしている選手は車屋です。多くの人が叩いている家長ではありません。

 

先週のセンターバックで出場したベガルタ仙台戦を見ていたも思ったのですが、「プレーに意思が無い」、「味方にこんなプレーをして欲しい」「自分はこんなプレーをしたい、します」が見えません。何となくポジションに立って、ボールを受けたら程々に運んで近くの選手に渡す。サイド深くに位置を取っても、アクションを起こす事も無く、近くの選手に渡す。同じ左サイドでプレーする中盤の選手が、車屋と同サイドでプレーすると、プレーの質が落ちるのは偶然ではありません。何をしたいのかが見えないので、その分プレーの判断のスピード、質が落ちるからです。

 

マギーニョや馬渡も、チームが求めている事を全て出来ているわけではありませんが、少なくとも、「味方にこんなプレーをして欲しい」「自分はこんなプレーをしたい、します」というのはハッキリと出していますし、プレーから見る事ができます。彼らはこの2試合で共に得点に直結するプレー、アシストの一つ前のプレーを見せてくれています。これを積み重ねて、車屋の居場所を奪って欲しいです。

 

車屋叩きだけを書く気も無いので、一つ気になっている事を。彼は昨シーズンの中盤辺りから、どこか痛めているところがあるのではと言う事です。特にサイドの位置から強いボールが蹴れていません。優勝した2017年はサイドからの鋭いクロスでアシストを量産していました。痛めている部分を庇ってプレー全体の質が落ちているのでは無いかとも見ています。

 

鬼木監督がどこまで車屋に対して我慢をするのか、私はタイトルを取りたいのならば、もう我慢の時期は過ぎていると思います。次節のセレッソ大阪戦、こんな駄文を一蹴するようなプレーを見せてくれればいいですが。