2021年シーズン Jリーグ 第14節 川崎フロンターレー北海道コンサドーレ札幌 感想

等々力陸上競技場で行われた川崎フロンターレ北海道コンサドーレ札幌の試合は、2-0で川崎フロンターレが勝利。中6日の北海道コンサドーレ札幌に対し、中3日での日程面で苦しい試合でしたが、我慢強い戦いで勝ち点3を手にしました。

 

我慢強い試合と書きましたが、ボールの支配率、30mラインへの進入回数は北海道コンサドーレ札幌の方が高く、試合の主導権を握っていたのは北海道コンサドーレ札幌でした。

 

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ボールを握られ、自陣の深い位置まで押し込まれる時間は長かったですが、ペナルティエリアへの進入回数は抑え、決定機自体は少なかったです。30mラインを突破されても、ペナルティエリア前でシミッチがボール奪取を続け、突破されても谷口、ジェジエウが体を張ってブロックし、相手の攻撃を防いだ場面が多く見れました。後ろの我慢強さで勝った試合と言えます。

 

この様な試合をすると、川崎フロンターレは昨年程強くないと言われますが、それは逆です。勝負の踏ん張りどころを昨年以上に抑えているので、相手に主導権を握られても勝つ事ができます。主導権を握らないと勝てないチームは、本当に強いチームではありません。

 

今後、更に日程が過密になり、中2日の試合等、主導権を握りたくても握れない試合が増えてきます。この試合の様に相手に攻撃させて、要所への攻撃は凌ぎつつ、相手の隙を突いて勝ち点を積み重ねていかなくてはなりません。

 

次節はホームで横浜FC戦。前節の今季リーグ戦初勝利で勢いがあるチームです。中5日で久しぶりに準備期間がある試合なので、結果、内容共に揃った試合を期待したいですね。

 

余談

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唯一のチャンスでゴールを決め勝利に貢献、札幌絶対〇すマンの神髄を見せてくれました。出場時間が1分でも、札幌相手ならばゴールを決めてくれそうです。夏男の季節はこれからです。レアンドロダミアンと得点王争いが出来るくらいのゴール量産に期待。