ユニフォーム 920枚目 オランダ代表 1997年 アウェイ用 長袖 選手支給品

1997年に使用されたアウェイ用のユニフォームです。現在もサプライヤー契約を締結しているナイキ社が手がけた最初のユニフォームとなります。アウェイ用の長袖は市販が無く、市販品には付いている裾のメーカータグが無い仕様なのが特徴です。

メーカーロゴは刺しゅう

エンブレムはワッペン縫い付け

ナンバーはフロッキー素材の2色1枚仕様

サイズタグは布タグの縫い付け。当時は選手着用品はXLサイズが主流だったので(小柄な選手はみんなブカブカに着用していました)、Mサイズだとアンダー世代の支給品の可能性が高いと思われます。

主に親善試合やワールドカップ予選の試合で使用されましたが、当時はそれらの試合ではナンバーのみで試合を行う事が多く、ネーム付きでの使用機会はワールドカップ本大会やEURO本大会等、一部の国際大会のみでした。このユニフォームもレプリカはネームとナンバーが販売されていましたが、使用頻度で言えばナンバーのみの仕様の方が多かったです。一昔前はそんな事もあったなと思い出させてくれた1枚でした。

 

ユニフォーム 919枚目 ガンバ大阪 2011年シーズン ACL2nd用 半袖 遠藤保仁 選手支給品

2011年シーズンに使用された2nd用ユニフォームです。元日本代表の遠藤保仁選手に支給された物となります。ACL(アジアチャンピオンズリーグ)仕様の為、スポンサーロゴが胸スポンサーのみとなります。

メーカーロゴはラバー圧着

チームエンブレムはワッペン縫い付け

ACLタイトル獲得を示す星はワッペン圧着。クラブエンブレムの透かしと制覇年が透かしで入っています。

スポンサーロゴはラバー圧着

このシーズンはクラブ創立20周年のシーズンでした。こういった記念パッチはACL用だと付けれないイメージがあったのですが、申請すれば大丈夫なんですかね?

ACL用パッチはワッペン圧着

非売品なので、品番もUGOが頭三桁に入っています。この時期はタイトに着用するのが好きな時期だったのでしょうか?

ネーム&ナンバーの書体もACL用となります。ラバー素材の1色1枚仕様。

背中や袖には土の汚れが残っています。実着品かもしれません。

袖口や脇部分にはレプリカには無い加工が施されています。ユニフォーム自体の作りもレプリカと比較すると同サイズでもタイトな作りです。生地自体も軽量で通気性が良い生地が使用されています。

 

先日(色んな意味で)衝撃的な引退発表を行った遠藤選手。2024年シーズンも飄々とジュビロ磐田の中盤で巧みなゲームメイクを見せてくれると思っていたのですが、本人にしか分からないプロ選手としてのキャリアの幕引きの基準があったのかもしれません。

 

映像やスタジアム現地で何度もプレーを見た選手ですが、今思うのは本当に「唯一無二」のプレースタイルの持ち主だったという事です。彼ほど一緒にプレーする選手を気持ち良くプレーさせてくれる選手は思いつきません。共にプレーする10人、対戦相手の11人、自分以外ピッチに立つ21人がどんな選手なのか感覚的に理解しないとできない芸当です。サッカー選手としての最大の武器は卓越した観察眼とそれをピッチで具現化する実行力だったと思います。

 

もう10年以上前の話ですが、当時は週末の夜はフットサルをプレーし、近くに住んでいた方と24時間営業のファミレスで遅い夕食の後、長々とサッカーの話をする機会が多く、その席で遠藤みたいな選手は欧州や南米にもいないよね?という話になる事が多かったです。あれから時は流れましたが、未だ彼の様な選手は現れていません。

 

強い選手や速い選手、上手い選手もいいのですが、彼の様な広い視野と緩急でサッカーの奥深さを表現してくれる選手が恋しくなりそうです。既にガンバ大阪のトップチームのコーチとして活動されているので、お疲れさまと言う時間もありません。益々のご活躍を期待しております。

ユニフォーム 918枚目 マンチェスターシティ 2003-2004シーズン ホーム用 半袖

2003-2004シーズンに使用されたホーム用ユニフォームです。このシーズンより2006-2007シーズンまでユニフォームサプライヤー契約を締結したリーボック社が手掛けた最初のユニフォームとなります。

メーカーロゴは発泡素材圧着。とても劣化しやすい素材で古着だとひび割れてしまっている状態の物をよく見かけます。

エンブレムはワッペン縫い付け

胸スポンサーロゴは発泡素材圧着

裾のプリントはラバー圧着

このユニフォームは、現ホームスタジアムであるエティハトスタジアムのオープン初年度に使用されました。現2023-2024シーズンのユニフォームデザインはこのシーズンの物からインスパイアされたので、これを見て今シーズンのユニフォームと似てるなぁと思われた方も多いと思います。

 

昨シーズンはプレミアリーグFAカップUEFAチャンピオンズリーグの3冠を達成、今シーズンもプレミアリーグ初の4連覇に向けてリバプールアーセナルアストンヴィラと激しい優勝争いを繰り広げています。現在は1試合未消化の状態で首位リバプールとの勝ち点差は5、シティの地力を考えれば心配になる差ではありません。初の4連覇の偉業を成し遂げられるのか注目しております。

 

ちなみにこの2003-2004シーズンですが、プレミアリーグでは大苦戦の末、16位で何とか残留した苦しいシーズンでした。エースストライカーであった元フランス代表のアネルカは16ゴールを決め存在感を見せましたが、新スタジアム開場初年度に相応しい結果にはなりませんでした。この20年後、全てのタイトルを勝ち取り、プレミアリーグ4連覇を目指すチームになるとは全く想像できませんでした。未来とは分からないものです。

ユニフォーム 917枚目 2024新春ギラヴァンツ北九州福袋 開封結果

今年も購入しました(6年連続)。実は12月30日には届いていました。それでは開封を進めましょう。

今回色々入っていたカバン。取っ手を使ってトートバックとしても使用でき、小さく折りたたんでカバンに楽々入れられるリュックです。実用性はかなり高そうです。

毎年恒例のコラボグッズ。今回はSPY&FAMILYです。キャラクターがプリントされたタオルとなります。

2023年シーズンは大卒新人ながら4ゴールを決め存在感を示した高選手のプリントタオルです。2024年シーズンは更なる活躍に期待。

またしてもタオル。これで3枚目です。

バケットハット。リバーシブルタイプでサコッシュ付きとの事。使う機会あるのかなぁ?

サイン色紙が2枚。左が上形選手、右が中山選手です。

ガチャだったり、トレカだったり、ステッカーだったり、クリアファイルだったり。色々入っています。ここにもSPY&FAMILYのコラボアイテムが....。

またもやSPY&FAMILY。今度はアクリルスタンド。使い道が無い....。

Tシャツ2枚セット。速乾のDRY仕様です。

ショルダーバッグ...なのでしょうか?

2022年シーズンの公式戦用のトレーニングシャツ。選手がアップ時やベンチ待機時に着用していた物です。これは嬉しい。

 

お待たせしました。それではユニフォームとなります。

チームナンバーワンの筋肉マン、中山雄希選手のユニフォームとパンツのセットでした。1st用は2020年の福袋に入っていた川島選手以来なので嬉しいですね。

驚いたのが、選手がユニフォームの下に着用する長袖のコンプレッションシャツです。新品の物が入っていました。今は長袖ユニフォームが無いので、長袖が必要な際はユニフォーム下にこれを着用してます。

 

2022年、2023年とゴールキーパーの田中悠也選手のユニフォームセットだったので、3年連続を狙って(笑)過去2年と同様Oサイズを購入したのですが、さすがに3年連続とはなりませんでした。

 

20,000円でユニフォームセット上下とインナーシャツ、公式戦用トレーニングシャツが入っており、個人的にはとても満足しています。2023年はJ3最下位となり、JFLの結果で降格や入れ替え戦を免れる「不幸中の幸い」とも言える結果で終わりました。

 

2019年からチームを作ってきた小林伸二氏を中心としたスタッフは去り、強化部も現場も一新しての新たなスタートとなります。思えば小林さんが就任した2019年も似た様な状況でした。新たな一歩に注目しております。

 

ユニフォーム 916枚目 川崎フロンターレ 2024年 福袋 開封結果

新年あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

 

今年もためにならない事、役に立たない事、コスパ、タイパ(今こんな言葉あるんですね)が悪い事をたくさん書いていこうと思います(笑)。宜しくお願いします。

 

さて、いきなり役に立たない、ためにならないネタです。2日、3日と各日100個が川崎ルフロンで販売される福袋を購入しました。金額は30,000円、2020年年始に販売した福袋の倍の価格となっております。中身はユニフォームが1枚とその他グッズ諸々です。

 

この福袋の最も恐ろしく、リスキーな部分ですが、ユニフォームのサイズが選べません。Sサイズなんて出ようものなら、途方に暮れてしまいそうです(笑)。それでは開封しましょう。

 

こんな外観です。いっぱい入ってそうに見えますね~。

アズネロの一番大きなサイズのビニール袋に入れられています。

手ガチャで販売されたくまさん

巾着袋。これは荷物の整理に使えそうです。

ワルンタさんのランチバック。使う機会がないなぁ。

なんだこれ?

何に使うグッズなんだろうか?

ノート。立て開きなので使いづらい。普通の横開きのノートがよかった。

リミテッドユニフォームデザインのタオルマフラー。まあこれは暑い時期になればいくらでも使える。しかしこの選手は残留してくれるのだろうか?

ファン感で全然売れていなかったクッション。場所取るしかさばるし。どう使おうか?

ブンブンフラッグ。これも色々悩ましい。猫と遊ぶ時のおもちゃにでもします(笑)。

 

そろそろメインディッシュです。ユニフォームはこれでした。

2021年シーズンの2nd用ユニフォームでした。品番が市販品と異なる選手支給品品番の物となります。嬉しいのですが、サイズが3XL。このサイズを着用しているFPは当時二種登録の高井のみでした。まだギリギリマーキング対応可能なユニフォームなので、誰かマーキングを入れたいのですが誰にするか?小林?、山村?、シミッチ?、ジェジエウ?、ダミアン?。2XLサイズ着用選手がオーバーサイズで着用してる可能性もありますが、まだ確証は得られていません(多分着てないよな~と予想しています)。マーキングの対応期間が恐らく今月中なので早急に決めたいと思います。

 

先にも書きましたが以前と比べて価格が2倍になっているので、結構割高感はありました。中身の価格を合計しても30,000円を少し超えるくらいです。15,000円で販売した過去2回(2018年、2020年)と比較するとユニフォーム以外のグッズ数も少なくなっているので、せめて20,000円くらいが妥当なのでと思いました。

 

繰り返しになりますが、一番悩ましいのはユニフォームのサイズが選べない事です。これも先に書きましたがSサイズが出たらどうしようもありません。あくまでもグッズの一つとしての扱いなのでサイズは選択できないのだと解釈しておりますが、ここだけでも選択可能にして欲しかったですね。まああくまでも運試しです。サイズに不満が無い物が入っていたので良しとしております。3日の販売分はどうなるのか?完売するといいですね。

ユニフォーム 915枚目 川崎フロンターレ 2020年シーズン 1st用 半袖 守田英正 選手実使用品

2020年シーズンに使用された1st用ユニフォームです。日本代表の守田英正選手が試合で着用した物となります。リーグ優勝後のリーグ戦4試合、リーグ後に行われた天皇杯の2試合、合計6試合限定で使用された胸の星の数が4つの仕様となります。

生産国と品番は他の選手支給品と同様です。

一番の特徴がこの部分です。オフィシャルショップで4つ星の物はこっそり販売されていましたが、袖スポンサーロゴ部分は富士通JAPANでは無い仕様でした。中国製、支給品品番、袖スポンサーロゴが富士通JAPAN、エンブレムの星が4つの仕様の市販はございませんでした。このシーズンは、通常仕様、restart仕様、袖スポンサーが富士通ジャパン仕様、そしてこの4つ星仕様と合計4種類の仕様が公式戦で使用されました。個人的にこの仕様は勝手に最終形態と呼んでいます(笑)。

2020年10月末までオフィシャルショップで付け替え可能でした。アナウンスされて1か月あるかないかくらいの短期間の対応だったので、クラブとしてもあまり対応したくないのが本音なんだろうと思いました。

 

リーグ戦初ゴールを決めた33節のホーム浦和レッズ戦、クラブ初の天皇杯制覇を成し遂げ、守田選手にとって川崎フロンターレでのラストマッチとなった天皇杯決勝のガンバ大阪戦と印象に残る試合でこのユニフォームが使用されました。当方守田選手の25番の支給品ユニフォームは所有しておりましたが、6番の物は未所有だった為、いつか入手できればと願っていましたが、まさかこの仕様で入手できるとは思っていませんでした。2023年度に入手したユニフォームの中で最も印象深い1枚です。来年もこのユニフォームの様に印象深い1枚を入手できればと期待しています。

 

本日で2023年も最終日です。2023年は色んな意味で2022年の「後始末」と向き合っていく年だと覚悟して迎えましたが、実際に対峙してみると思った以上に上手くいかない1年でした。そんな中でも探していたユニフォームと縁があったり、川崎フロンターレを通してホームの等々力やアウェイのスタジアムに足を運ぶ機会があった事は嬉しい、楽しい時間でした。そんな瞬間が所々あったからこそ、今日を迎えられたのしれません。

 

2024年はもう少し更新速度を上げて、何とかユニフォームの更新枚数を1,000枚まで進めたいです。本年も大変お世話になりました。皆様良いお年を。

 

2023年12月9日 国立競技場 天皇杯決勝戦 川崎フロンターレ―柏レイソル

ついにこの日を迎えました。今シーズンの唯一のタイトルを賭けた最終決戦です。

カブレラさんも早速ゴール裏でサポーターの士気を高めてくれています。共に戦いましょう。

 

大一番を前に空腹では話になりません。まずはスタジアムグルメで昼食の時間です。

意外と関東では食べられる場所が少ないくくるのたこ焼き。レギュラー品と国立競技場限定のラー油マヨ風味の両方を頂きました。

東村山の黒焼きそば。ウスターソースイカ墨と黒酒を加えたソースが特徴です。通常のソース焼きそばよりもあっさりとした味でした。

欧風カレーライス。3層のコンコースをぶらぶらしていたらカレーのいい匂いがしたのでついつい購入。美味しく頂きました。

フレンチホットドッグ。美味しく頂きました。

勝戦であって試合前の演出も両チーム共に力が入っていました。

90分で勝敗はつかず、0-0のスコアで延長戦に突入。

延長戦でも勝敗はつかず、ついにPK戦へ。

両チーム共に10人がキッカーとして登場、共に一進一退の攻防の末、迎えた10人目。川崎フロンターレの守護神チョンソンリョンがゴールを決め、直後に見事なセービングを見せて、長い戦いに終止符を打ちました。赤いユニフォームを纏った神が川崎フロンターレにはいました。

 

率直に言って、この重要な試合で全くいいところが無い試合でしたが、出来なくても相手にやらせない。上手く行かなくても自分達から崩れない。耐えて勝ち取る。良い意味でも悪い意味でも2023年の川崎フロンターレをこれ以上にないくらい象徴した試合に見えました。

 

しかし2019年のルヴァンカップ勝戦を超える「地獄の様な試合」を現場で体感するとは想像していませんでした。あの試合はスコアが動く場面が多く、正直失点してもまだやり返せる、手はある状態でしたが、この試合は1失点したら終わりという緊張感の中でPK戦までもつれ込んでの勝利でした。実に心臓に悪く、勝利の瞬間は流石に叫び喜びましたが、その後はしばらくグッタリしていました(笑)。

このタイトルが黄金期の終焉なのか、それとも成長し次のタイトルを勝ち取る新たなサイクルの始まりになるのかは今の時点では分かりません。今言える事は鬼木監督が試合後のコメントで話した「勝ち続けないと見えないものがある、分からない事がある」それが何なのかを探し求める道はまだ果てしなく続いていく事だけです。

 

これで2023年の現地観戦の試合は最後です。最後にタイトルを勝ち取れて良かった。その一言です。これからもこんな瞬間に一つでも巡り合いたいですね。

 

余談

2021年1月1日。初めて天皇杯を制覇した試合で身に着けていたタオルマフラーです。この試合が現役最後の試合となった中村憲剛氏の物となります。あの試合以降は封印し、また天皇杯決勝の舞台に戻ってこれた際はこれを身に着けて観戦しようと思っていました。この試合でもほんの少し力を貸してくれた気がしています。洗濯してまた来るべき日が来る事を願い、その日まで封印します。お疲れさまでした。