2011年シーズンに使用された2nd用ユニフォームです。元日本代表の遠藤保仁選手に支給された物となります。ACL(アジアチャンピオンズリーグ)仕様の為、スポンサーロゴが胸スポンサーのみとなります。
メーカーロゴはラバー圧着
チームエンブレムはワッペン縫い付け
ACLタイトル獲得を示す星はワッペン圧着。クラブエンブレムの透かしと制覇年が透かしで入っています。
スポンサーロゴはラバー圧着
このシーズンはクラブ創立20周年のシーズンでした。こういった記念パッチはACL用だと付けれないイメージがあったのですが、申請すれば大丈夫なんですかね?
ACL用パッチはワッペン圧着
非売品なので、品番もUGOが頭三桁に入っています。この時期はタイトに着用するのが好きな時期だったのでしょうか?
ネーム&ナンバーの書体もACL用となります。ラバー素材の1色1枚仕様。
背中や袖には土の汚れが残っています。実着品かもしれません。
袖口や脇部分にはレプリカには無い加工が施されています。ユニフォーム自体の作りもレプリカと比較すると同サイズでもタイトな作りです。生地自体も軽量で通気性が良い生地が使用されています。
先日(色んな意味で)衝撃的な引退発表を行った遠藤選手。2024年シーズンも飄々とジュビロ磐田の中盤で巧みなゲームメイクを見せてくれると思っていたのですが、本人にしか分からないプロ選手としてのキャリアの幕引きの基準があったのかもしれません。
映像やスタジアム現地で何度もプレーを見た選手ですが、今思うのは本当に「唯一無二」のプレースタイルの持ち主だったという事です。彼ほど一緒にプレーする選手を気持ち良くプレーさせてくれる選手は思いつきません。共にプレーする10人、対戦相手の11人、自分以外ピッチに立つ21人がどんな選手なのか感覚的に理解しないとできない芸当です。サッカー選手としての最大の武器は卓越した観察眼とそれをピッチで具現化する実行力だったと思います。
もう10年以上前の話ですが、当時は週末の夜はフットサルをプレーし、近くに住んでいた方と24時間営業のファミレスで遅い夕食の後、長々とサッカーの話をする機会が多く、その席で遠藤みたいな選手は欧州や南米にもいないよね?という話になる事が多かったです。あれから時は流れましたが、未だ彼の様な選手は現れていません。
強い選手や速い選手、上手い選手もいいのですが、彼の様な広い視野と緩急でサッカーの奥深さを表現してくれる選手が恋しくなりそうです。既にガンバ大阪のトップチームのコーチとして活動されているので、お疲れさまと言う時間もありません。益々のご活躍を期待しております。