2020年シーズン Jリーグ 第6節 ベガルタ仙台ー川崎フロンターレ 感想

ユアテックスタジアム仙台で行われたベガルタ仙台川崎フロンターレ戦は川崎フロンターレが3-2で勝利。これで5連勝、前半で0-2と難しい状況でしたが、後半に3ゴールを決め逆転。首位の座をキープしました。

 

ベガルタ仙台小林悠、2点差と揃うと何かが起こると思っていましたが、本当に起こってしまいました。2017年のベガルタ仙台3連戦(ルヴァンカップ2試合とリーグ戦)の最後を飾った死闘も、0-2から、エウシーニョのゴールと小林悠の2得点で逆転しましたが、今回も小林悠の2得点とエウシーニョと同じ右SBの山根のゴール。共通する点が多い勝利です。

 

でも、あの試合ほど今日は酷い出来では無く、退場者もでませんでした。あの試合で退場された方(家長)は、今日はトップ下にポジションを変えてからは、圧巻の出来でした。自由に動き回られて、ピッチの至る所にスペースと攻撃の起点を作られるのは恐ろしい限りです。

 

試合終了後の監督インタビューで、鬼木監督の不満を隠せない表情、声のトーンが印象的でした。声は抑えているのですが、怒りの感情を含んでいる事が容易に想像できるインタビューでした。少し体の寄せを怠ると今日のような自分達で難しくしてしまう試合になる。理解はできますが、体力の消耗が激しいサッカーをしている事に加え、暑い夏場です。少しでも、コンディションの良い選手を起用して、この問題を解決したいところです。

 

5連勝中ですが、試合が終わる度に課題が出てきます。正直この5連勝は、対戦相手がオープンに挑んでくる事に加え、連戦が続きスカウティングを十分にチームに浸透させられていない面が大きいと思っています。次はホームで湘南ベルマーレ戦。アウェイの2試合で消耗が激しい選手もいます。どんな選手が起用されるのかを楽しみにしています。