ユニフォーム 499枚目 ユベントス 1994-1995シーズン ホーム用 長袖 ロベルトバッジョ

今日はロベルトバッジョ氏の53歳の誕生日です。おめでとうございます!!。なので今日はバッジョ氏のキャリアの中でも印象深い1枚を。

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1994-1995シーズンのホーム用ユニフォームです。10番は基本的にはバッジョ氏が付けていましたが、当時は固定番号制では無く、加えてアメリカワールドカップ疲労から負傷し離脱期間が長く、不在時はアレッサンドロ・デルピエロ氏が付けていました。

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メーカーロゴは刺しゅう

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クラブエンブレムは昇華プリント。ちなみに日本製だと胸に刺しゅうワッペン仕様でした。ユニフォーム自体もイタリア製は生地は柔らかく肌触りが良かったですが、傷や毛玉が付きやすい素材でした。日本製は光沢感があり、イタリア製と比較すると固めの素材感でした。着心地は悪くは無く、生地自体はイタリア製より丈夫な素材でした。

 

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しかし、胸スポンサーロゴはイタリア製は生地に染めこまれていて剥がれない昇華プリント仕様に対し、日本製はラバー圧着仕様でした。繰り返し着て選択すると剥がれてくる仕様です。ここだけが残念。

 

この10番ですが、デルピエロにとっては、多くの人々が知る栄光のキャリアの始まりであり、このシーズン中心選手として、クラブを久しぶりのリーグ優勝に導いて以降、ユベントスの絶対的なエースとして、スクデット(リーグ優勝)、チャンピオンズリーグトヨタカップと数々のタイトルを獲得し、ユベントスの象徴として、クラブ史上有数の黄金期を築きました。

 

一方、バッジョにとっては、このシーズンをもってユベントスを退団。ACミランに移籍しスクデットを勝ち取るも、戦術至上主義のトレンド、監督との不和から不動のレギュラーとは言い難く、加えて負傷も有り不完全燃焼の時期が続きました。この10番は苦しい雌伏の時代の入り口とも言えるものでした。

 

この二人のキャリアですが、1998年のフランスワールドカップで再び交差します。それはまた別の機会で。

 

一つの背番号で全く違う意味合いを持つ、現代の固定番号制では起こりえないドラマが読み取れる1枚として、とても大好きな1枚です。