2019年 Jリーグ31節 鹿島アントラーズー川崎フロンターレ 感想

再三決定機を作られるも、セットプレーから得点を奪い先手を取る。相手が重心を前がかりにして生じた背中のスペースを少ない手数で突いて追加点を取り試合のテンポを落として、そのまま試合を終わらせる。

 

いつもならば鹿島アントラーズの十八番とも言える形ですが、今日はそれを川崎フロンターレが実践しました。前の浦和レッズ戦から、中3日の厳しいスケジュールだったので、勝つならば1-0と予想していましたが、予想以上の形でやり抜いて勝ち点3を取りました。この様な試合が出来るようになったのだなと成長を感じました。

 

同じカシマスタジアムの試合で、自分が現地観戦していた事もあるのですが、2016年のアウェイ鹿島戦に似た試合内容、結果だったと思いました。あの試合も、前半の速い時間に小林が負傷交代し、防戦一方の中、新井(とゴールポストとバー)が再三の好守を見せて無失点で耐えると、唯一のチャンスとなった右サイドからエウシーニョが切り込んでのシュート、こぼれ球を小林に代わって入った森本が押し込んで得た得点を最後まで守り切り勝ち点3を取った試合でした。

 

次の試合は3週間後、果報は寝て待て、今季最後のホームゲームです。最後までリーグ戦を面白くしましょう。期待しています。