2019年 Jリーグ28節 湘南ベルマーレー川崎フロンターレ 感想

5-0と大差で川崎フロンターレが勝利しましたが、点差ほど内容に差は無かった様に感じます。この勝利が今シーズンの残りの試合に対して、何かを保証、期待を抱かせるものかと聞かれたら違います。

 

でも、選手の状態は確実に良くなっています。特に守田は昨シーズンの太々しさが戻ってきました。家長もほぼ昨シーズンのプレーの質に戻りつつあります。良くはなっているんですよ。

 

ただ積み上げが無い。昨シーズンの自分達を超えなければ、新たな成果は生まれません。鬼木監督が神戸戦と同じメンバーを使ってきた事から、2017~2018年の中心選手に賭けるという意思と私は受け取りました。それが良い方向に行くのか、悪い方向に行くのかは今の時点では分かりません。次のルヴァンカップの2試合である程度分かるのではと考えています。このチームが何処に行き着くのか最後まで見守りたいと思います。

 

最後に今日の対戦相手の湘南ベルマーレですが、現在報道されている非常に苦しい状況の中、前から強力なプレッシングでボールを奪いゴールを狙う「湘南スタイル」を今日の試合も貫いてきました。先にも書きましたが、5-0という結果ほど差はありませんでした。前節6-0で大敗した事を考えれば、もっと守備に軸足を置いても良かったと思いますが、それでも自分達の原点を貫いてきました。その姿勢には敬意を表したいです。お互いもっと良い状態で試合がしたかった。その一言です。