ユニフォーム その207 イタリア代表 1998年 ホーム用 半袖 ロベルトバッジョ 支給品

今日は私の一番好きなサッカー選手である、ロベルトバッジョ氏の誕生日。18にちなんで18番のユニフォーム、個人的に海外のユニフォームでは1番好きな1枚です。

 

ちなみに今日はあんまりユニフォームの話はしません。画像だけ見て頂ければいいです。

 

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18番の集大成と呼べる1枚。私は18番のロベルトバッジョが大好きです。1994年のアメリカワールドカップ後から始まった苦難の道、戦術至上主義という時代の風と闘いながら、何度も息の根を止められそうになりましたが、その度、唯一無二の技術と「創造性」で生き延び、生き延びた結果、もう一度ワールドカップの舞台に帰還し活躍する事ができました。栄光の道から転がり落ちてからも人生は続く、そしてやり返す機会は巡ってくる事を見せてくれました。

 

なぜ自分がロベルトバッジョに惹かれたのか?栄光とほぼ同じが若干多い挫折を味わい、苦悩する姿が何よりも人間臭いところです。監督の戦術と合わなくて確執が生じる部分等は、上司とそりが合わない社会人と同じです。社会に出て自分も理解しました。衝突して勝つ事、負ける事、両方を味わいました。

 

極限まで突き詰められた合理性が衝突した場合、勝利を分けるものは何か?それは創造性だと思います。相手の想像のつかない事をどれだけできるか?どれだけ、相手の想像を上回る事ができるのか。合理性を超越した瞬間をもっと目にしたい。

 

今のサッカーは合理性が極限まで追求されており、もう創造性という余白は残っていないのかもしれません。正直、ヨーロッパのサッカーは世界最高水準である事に異論は無いですが、それが楽しいか?と問われれはNoです。最近ではユニフォームをコレクションしたい選手もいなくなりました。これからも、最新のトレンド、最先端を確認する為チェックは続けますが、そこまでだと思っています。

 

今日、自分にとって最も魅力的なサッカーをしているのは、川崎フロンターレです。自宅から最も近くでサッカーをしているチームです。自分とサッカーを語る上で、第一幕がロベルトバッジョならば、第二幕は川崎フロンターレと言えるでしょう。あと数日でまた第二幕が幕を開けます。それがとても楽しみです。