2006-2007年に使用されたホーム用ユニフォームです。ドイツワールドカップ本戦や翌年に開催されたコパアメリカで主に使用されました。
メーカーロゴとエンブレムは刺しゅう
このユニフォームを見て、久々にドイツワールドカップのアルゼンチン代表のメンバーを見直したのですが、今も代表に残っているのは当時選出されたメンバーでは最年少(18歳)だったメッシだけでした。否が応でも時の流れを感じさせられます。共にドイツワールドカップでプレーしていたアジャラもアイマールは、カタールの地ではベンチからコーチとしてチームを支えていました。
一番の驚きは、当時のメンバーでは比較的地味で縁の下の力持ちだったスカローニが彼らを束ねる監督となった事です。これは想像できなかった...。
このユニフォームを纏って、アイマールやリケルメのパスに乗ってドイツのピッチを躍動していた時は、そう遠くない時期に神様ディエゴ・マラドーナの様にアルゼンチン代表を世界の頂点に導くだろうと思っていましたが、なかなか上手くいかないものです。ドイツの地でワールドカップデビューから16年の時を要しました。長かった。本当に長かった。
ピッチに立った10人はメッシを輝かせる為にプレーし、彼らの献身を受けたメッシはその責任をゴールやアシストと言った形に見える結果で応え、アルゼンチンを3度目の世界王者に導きました。5度目のワールドカップで最高のパフォーマンスを見せてくれたと思います。
これで全てを勝ち取りましたが、現役生活は続きます。今後も代表選手としての活動を続けるとの事なので、パリサンジェルマンとアルゼンチン代表でまだまだ世界中のサッカーファンを沸かせてくれるのは間違いないです。中断明けのプレーが今から楽しみです。