ユニフォーム 866枚目 川崎フロンターレ 2013年シーズン 1st用 長袖 下部組織用 板倉滉 選手実使用品

2013年シーズンに使用された1st用ユニフォームです。ネームが無く、トップチーム用とはスポンサーロゴの数が異なる下部組織の選手用となります。下部組織のカテゴリーは複数ありますが、これはU-18用です。

 

当時の25番は先般のカタールワールドカップでも日本代表の守備の要として活躍した板倉滉選手でした。U-18在籍2年目に着用していた物となります。

内タグのコードはトップチーム用の支給品と同様。サイズですが、当時U-18の選手用ユニフォームは基本的にXOサイズでした。なので、当時の映像を見ると緩めのシルエットで着用してる選手が多いです。

メーカーロゴ、エンブレム、胸スポンサーロゴはトップチーム用と同仕様。

背中スポンサーロゴとネームは無し。

袖のJリーグパッチ部分ですが、これが付いている仕様と付いていない仕様があります。恐らく大会規定によって異なるのだろうと思います。

袖スポンサーロゴはトップチームとは異なるJAセレサ川崎様。近年は下部組織の理念を受け入れて頂き、下部組織用ユニフォームのみのスポンサー契約頂ける企業様が増えていますが、その先駆けがJAセレサ川崎様でした。本当に感謝しております。

この辺に使用感があります。

 

カタールワールドカップでは、初戦のドイツ戦で浅野選手の勝利を決めるゴールをアシストしたロングパス、スペイン戦では最後まで相手の攻撃を跳ね返し続けて勝利に大きく貢献しました。決勝トーナメントのクロアチア戦では累積警告でピッチに立つ事は出来ませんでしたが、不在であった事で存在感が浮き彫りになりました。

 

彼もこのユニフォームを纏っていた頃は、体こそ長身で目立っていましたが、当時の下部組織の中心選手であった脇坂泰斗選手や三好康児選手のように、誰が見ても実力が抜けていると認識されるであろうレベルではありませんでした。この時代の彼のプレーを見て、カタールワールドカップのピッチで躍動する姿を描く事は難しかったです。それだけに彼の活躍には感慨深いものがありました。

 

12月11日の日曜日、国立競技場でU-18年代の日本一を決める「高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ 2022 ファイナル」が開催されます。川崎フロンターレU-18は日本一をかけてサガン鳥栖U-18と対戦します。

 

U-18の最上位リーグであるプレミアリーグに昇格初年度ながら、横浜FマリノスFC東京柏レイソルといった関東の名門ユースチームや青森山田高校や前橋育英高校といった高体連の強豪校を打ち破り、日本一をかけて戦う舞台への挑戦権を勝ち取りました。

 

勝敗は勿論重要ですが、それ以上選手達にはこの大舞台を楽しんでほしい、そして次の板倉滉選手や田中碧選手、三笘薫選手となる存在、2026年もしくは2030年のワールドカップで日本代表として躍動する選手が現れてくれる事を期待しています。