2020年シーズン Jリーグ 第21節 川崎フロンターレーベガルタ仙台 感想

等々力陸上競技場で行われた川崎フロンターレベガルタ仙台戦は、1-0で川崎フロンターレが勝利。川崎フロンターレが前の試合から中2日に対し、ベガルタ仙台は中6日。コンディション面でも、対戦相手への対策をチームに落とし込む時間という面でも、差がある状況でしたが、勝ち点3を獲得。苦しみながらも勝ち切るチームの自力を見せてくれました。

 

2日前にFC東京との激しい試合の後であり、選手の消耗も大きかった事から、この試合は最悪勝ち点1取れれば良いと考えていました。勝ち点3を取れただけOKです。とは言え非常に欲張りだと思いつつも、60分以降、試合終了までベガルタ仙台に攻撃の主導権を握られ押し込まれた点は不満に感じました。前半から60分前まで続いた決定機を一つでも決めていればと言いたいところですが、そこで決められないところが課題です。

 

途中交代で、斎藤と家長を投入し、ボールをキープしてもらうことで試合のテンポを落とし、ベガルタ仙台の攻撃する時間を短くしたかったと思うのですが、その狙いは上手く行きませんでした。家長を入れて試合のテンポを落とす狙いですが、横浜FC戦でも上手く行きませんでした。年齢も30台半ばに差し掛かっている為、いつもクールで飄々としていますが、中2日だと途中出場でもコンディション面で苦しいのかもしれません。途中出場時の家長のプレーの質については、今後も注目して見てみます。

 

セレッソ大阪FC東京が敗戦した為、勝ち点差は更に広げる事ができました。残り12試合で現在の勝ち点差は2位のFC東京とは15、3位のセレッソ大阪とは17ですが、全く安心していません。後ろは振り向かずに目の前の試合を一戦必勝です。次節はアウェイでのサンフレッチェ広島戦。昨年は2-3で結果、内容ともに低調な敗戦でした。2019年のチームとは違う姿を見せてくれる事に期待です。