ユニフォーム 854枚目 川崎フロンターレ 2011年シーズン 2nd用 半袖 小林悠 選手支給品

2011年シーズンに使用された2nd用ユニフォームです。元日本代表の小林悠選手に支給されたユニフォームとなります。

支給品の特徴はここですね。2018年まではこれが目安でした。今は違いますね。

岡本太郎氏による「挑」の一筆。2011年シーズンのクラブキャッチフレーズでした。タイトル争いに挑むつもりが、残留争いに挑んだシーズンでした。しかし、その中で小林悠大島僚太登里享平が出場時間を延ばし、今振り返れば今日のチームの中核を作り出したシーズンとなりました。

ナンバーが黒ベースの金色の縁の組み合わせがカッコいい。力強さを感じます。

実はこのシーズンから袖のKAWASAKIパッチのデザインが変わっています。このタイプは2016年シーズンまで使用されました。余談ですが、左側のロゴ部分を決める際の投票で自分はこのデザインに投票したので抽選でテレフォンカードを貰いました(笑)。時代が分かってしまいますね(笑)。

 

この2nd用の半袖ユニフォームのシーンで印象深いのが、26節のアウェイモンテディオ山形戦。リーグ戦8連敗で迎えた試合で、J1残留を争うモンテディオ山形が対戦相手だった事もあり、何としても連敗を止めなければならない試合でした。今だから白状しますが、自分はこの試合で敗れればJ1残留は無理だと思い、初めて試合を見るのが恐ろしくなりました。恐怖のあまり、試合を見ないようにする為、友人と食事の予定を入れた程です。

 

この試合はこれまでのディフェンスラインを高くした戦い方から一変して、ラインを低めに設定し相手を自陣に引き込んでからのカウンターを明確に狙いました。その狙いでゴールを決めたのが小林悠でした。彼の決めた虎の子の1点を守り切って勝ち取った勝ち点3。2011年シーズンで最も重要な勝利はこの試合だったと断言できます。

 

これも余談なのですが、今の会社はなぜがモンテディオ山形サポーターの方が多いので、入社当時この試合の話になったところ、川崎は積極的に来るかと思ったら全然こない、あれじゃこっちは攻撃できないし点を取られた時点でもう負けだと思ったと言われました。ちなみにこの試合を最後にモンテディオ山形との公式戦(リーグ戦、カップ戦)の対戦成績は1勝2分2敗...。ええ完全に苦手なチームになっています。2018年の天皇杯でボコボコにされて事は今でもよく覚えています。

 

そんな事もあり、川崎フロンターレのユニフォームの中でも印象深い1枚です。今シーズンも苦戦が続いていますが、あと5試合で小林がゴールを決める場面を一つでも多く見たいですね。