2011-2012シーズンに使用された3rd用ユニフォームです。元ブラジル代表のカカ選手に支給されたユニフォームとなります。レアルマドリードのユニフォームとしては珍しい赤色です。ゴールキーパー用だと見かける事があるのですが、フィールドプレーヤー用のユニフォームで赤なのは、これ以外なかなか思い浮かびません。
メーカーロゴはラバー圧着
クラブエンブレムはワッペン圧着
この時期の支給品の大事なところです。
LFPパッチはラバー圧着。
袖の三本線はラバー圧着
2009年6月に移籍金6,800万ユーロ(当時のレートで約92億円)でACミランから加入。カルチョとヨーロッパの舞台で披露していた得点力とパスセンス、そして力強く推進力に溢れたドリブルで活躍する事を期待されていましたが、レアルマドリード在籍時は負傷に苦しみ実力を発揮できないまま終わりました。
4-2-3-1のシステムで、前線のベンゼマ、当時は右サイドが主戦場だったクリスティアーノロナウド、左はディ・マリアやベイルとプレーして輝く姿を見たかったですが、彼の代わりに台頭してきたのがドイツ代表のメスト・エジルでした。カカもACミランで台頭した際は、不調のリバウドとルイコスタに代わって出場し結果を残しポジションを掴んだ事を考えると競争はいつだって繰り返される。その立ち位置が変わった。それだけの事なのかもしれません。
とはいえ、ACミランでチャンピオンズリーグを制し、バロンドールも獲得した。これの時点で勝ち取れるタイトルはほぼほぼ勝ち取っていました。ミラノでの彼は(私も何度かサンシーロに足を運んで観戦しました)6,800万ユーロ、いやそれ以上の価値を持った選手である事を示し続けていました。それだけは事実です。