ユニフォーム 853枚目 ユベントス 1999-2000シーズン ホーム用 カップ戦仕様 半袖

1999-2000シーズンに使用されたホーム用ユニフォームです。胸スポンサーが異なるカップ戦用となります。主にUEFAカップやコパイタリアの試合で使用されました。

メーカーロゴとエンブレムは刺しゅう

スポンサーロゴは昇華プリント仕様。1995-1996シーズンのチャンピオンズリーグ制覇、1996-1997、1997-1998シーズンのセリエA連覇、2シーズン連続のチャンピオンズリーグ決勝進出と黄金期を彩った胸スポンサーであるSONYが胸スポンサーとして掲示された最後のユニフォームとなりました。

内タグ部分。生産国はイタリア。

 

大きめの襟がクラシカルな雰囲気を出しており、ユニフォーム自体のシルエットも90年代特有のゆったりとした仕様になっています。当時はジダンデルピエロインザーギもゆったり目に着用していました。小柄なダービッツなんかはかなりぶかぶかに着用していましたね。

 

このシーズンは前年6位でセリエAを終えた事もあり、インタートトカップ(もう知らない人の方が多いですよね)を勝ち抜きUEFAカップ(現UEFAヨーロッパリーグ)の出場権を獲得、1994-1995シーズン以来の参戦となりましたがベスト16で敗戦。早期敗退には、チームが黄金期のサイクルを終え新たに迎えた再建期だった事、クラブ自体がセリエAの優勝と翌シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を重視していたので、あまりカップ戦に力を注げなかったという背景もありました。

 

そんな事もあり、黄金期を彩ったSONYスポンサーのラストモデルながら、そこまで認知度が高くない1枚です。個人的にはクラシカルなユベントスの王道を行くようなデザインに加えSONYロゴでかなり好きなユニフォームなのですが...。隠れた名作的な立ち位置な1枚だと思っています。