2002-2003シーズンに使用されたホーム用ユニフォームです。元イングランド代表のデヴィット・ベッカム氏に支給されたユニフォームです。日韓ワールドカップで大ブームを巻き起こした直後のシーズンであり、恐らく日本でマンチェスターユナイテッドの知名度を一気に広めた時期の1枚となります。
メーカーロゴとチームエンブレムは刺しゅう
スポンサーロゴは発泡素材圧着。さすがに世に出てから20年近く経過しているので、ひび割れている状態の物も多くなってきました。
サイズプリントはラバープリント。
市販品との最も大きな違いは、黒色のメッシュ素材のインナーシャツの有無です。ユニフォームに固定されていないので、一度脱ぐともう一度着るのが意外と大変でした。元ウルグアイ代表のディエゴ・フォルラン選手がゴール後に喜びのあまりユニフォームを脱いだ際、なかなか着れずに困っていた場面を覚えています。
袖のプレミアリーグパッチはフロッキー製ワッペン圧着。
ネームとナンバーはフロッキー製、2色1枚仕様です。当然ですがネーム、ナンバー、パッチは全て選手用サイズです。大きいサイズだと選手用サイズのマーキングでも少し小さく見えてしまいます。
マンチェスターユナイテッド在籍時はとても長袖のイメージが強いベッカム氏ですが、在籍最終シーズンとなったこのシーズンに関しては半袖でプレーする機会も多かったです。でも、長袖でプレーしている姿の方が素敵だと勝手に思っています。
このシーズンの支給品ですが、このインナーが付いた仕様とインナーが取り外された仕様があります。インナーが外された仕様に関しては2種類存在する為、支給品だけで3種類存在する事となります。熱心なコレクターの方は大変だったと想像できます。
川崎フロンターレもそうなのですが、2018年シーズンから2021年シーズンまで、同じユニフォームでも仕様が異なる物が同一シーズンに存在します。一例を挙げると、2018年シーズンに関しては、鎖骨スポンサーロゴが全くない仕様、1つだけ付いた仕様、2つ付いた仕様の3種となります。レプリカに関しては販売や後付け対応してくれるだけ有難いのですが、支給品となると3種入手するのは非常に困難です。
なので、2022年シーズンに関してはシーズン通して同一仕様で終わって欲しいと願っています。