昨日の川崎フロンターレー横浜Fマリノス戦の感想を書こうと思ったのですが、前向きな話題を書かせてください(笑)。
以前は毎シーズン一度は本城陸上競技場かミクニワールドスタジアムに足を運ぶレベルの関心でしたが、Jリーグを代表する名将小林伸二監督が就任し、昨シーズンJ3最下位だったチームをどうやって建て直すか強く興味を持ったので、今シーズンはDAZNで見れる範囲の試合、10月のいわてグルージャ盛岡戦を台風に負けず、川崎から観戦に行くレベルで注目していました。
何より追いかけていて面白かったのは、開幕から選手、チームが成長し内容と成果を得ていく過程を体感できた事です。シーズンを通して見ると、どの時点でチームが変化したのか、小林監督の選手を選ぶ基準が変わったのかがハッキリと分かりました。
少しだけ書くと、シーズン中盤まではJ2昇格よりも個人、チームの成長に重きを置いて「敵陣でボールを奪う」「ボールを保持して試合をコントロールする」チーム作りをしていました。明確に昇格を現実的に考え出したのは、27節のアスルクラロ沼津戦からだと見ています。この試合まで小林監督は「失点を防ぐ」「逃げ切って勝ち点3を取る」事を目的とした選手交代を一度もしませんでしたが、この試合で初めて失点を防ぎ何としても勝ち点3を奪う采配を振るいました。
個人的にも、この沼津戦に勝利した時点でJ2昇格できるだろうと見ていました。4月に行われたホームでの沼津戦は、相手に弱点を分析されやり込められた試合でしたが、10月の試合ではゲームを上手くコントロールして勝ち点3を取りました。
個人的なMVPは副キャプテンとして、全試合に出場したベテラン池元選手です。このユニフォームは、最下位に沈んだ昨シーズンに池元選手がシーズンを通して着用していたものです(福袋にて入手)。
今シーズンの大半は後半60~70分で交代され、納得いかない事もあったと思いますが、それだけチームに欠かせない軸として、配慮されて起用された証だと思います。今シーズンも実使用ユニフォーム入り福袋が販売されるのであれば、是非購入したいですね。1シーズン追いかけて、かなり各選手に思い入れがあります(笑)。
来週が2019年最後の試合です。J2昇格もJ3優勝も手にしました。この残りの1試合をどの様な物にするのかが楽しみです。ここ2試合、試合終盤にCBの生駒選手を起用し、3バックにしているので、スタートから新たな布陣をテストしても面白いかもしれません。
まだ1試合残っていますが、今シーズンは、川崎フロンターレが不可解で無様な試合をする事が多く、ストレスが溜まる事が多かったのですが、ギラヴァンツ北九州の軌跡を追う事で、もの凄く軽減されました(笑)。選手、監督、コーチ、クラブスタッフの皆様に感謝していております。J2昇格とJ3優勝、本当におめでとうございます。
来年もミクスタに足を運びたいと思います。できればスタジアムグルメで「IBUSUKI」のホットドッグをご用意頂ければとても嬉しいです(10月は出店していなくて食べれませんでした)。
