1999-2000シーズンに使用されたアウェイ用ユニフォームです。元ブラジル代表のマルコスアスンソン氏に支給された物となります。このシーズンの1月の移籍市場でペルージャから元日本代表の中田英寿氏が移籍した事もあり、冬場の試合で中田氏がこのユニフォームの長袖を着てピッチに立っている印象が強いかもしれません。
メーカーロゴはラバー圧着
クラブエンブレムはワッペン縫い付け。ゴム素材のワッペンです。
スポンサーロゴはラバー圧着。劣化は付き物です。人間だって加齢で衰えてきます。物体として生まれてきた以上、ユニフォームも同様です。
サイズタグ部分。2001-2002シーズンまではレギュレーション上は支給品はXLと決められていました。それが守られていたかどうかは、もちろん守られるわけはありません。選手によっては別サイズを着用していました。分かりにくいですが、裏地は起毛素材になっています。レプリカは起毛ではないので、支給品の特徴の一つと言えます。
ネームとナンバーはラバー素材の1色1枚仕様
ナンバー部分にはサイン入り
袖にはローマの象徴でもある狼のデザインがラバープリントで圧着されています。ここも傷みやすく、保管を悩ませられる箇所です。
袖のレガカルチョパッチはワッペン縫い付け。当時支給品はワッペン縫い付けと言われていましたが、圧着の物もありました。このモデルのパッチは最も流通したので入手が容易でした。
選手時代はASローマとベティスでキャリアの全盛期を過ごしました。最大の武器は正確無比なセットプレーのキック。フリーキックでいとも簡単にゴールを決めていました。セレソンではあまり活躍できなかった為、知名度はそこまで高くない選手ですが、同時期にフリーキックの名手と呼ばれていた同じブラジル人のリバウドやジュニーニョパウリスタ、ロベルトカルロスと比較しても、彼の方が上手かったと思っています。動画サイトに彼のFK集があると思うので、もしよければ探して見てください。