2014年シーズンに使用された1st用ユニフォームです。2013年シーズンと同デザインですが、袖のJリーグパッチのデザインが異なる為、2014年用となります。日本代表の中山雄太選手に支給されたユニフォームとなります。翌2015年シーズンよりトップチーム昇格となりましたが、当時は2種登録選手でまだプロ契約締結前でした。
市販品と支給品で生地やシルエット、その他仕様に大きな違いは無いのですが、決定的に異なるのはバック裾部分に「R」の刺しゅうが入っている点です。後付けの対応サービスも無く支給品のみに見られる仕様となります。
その他の仕様は市販品と同様です。
当時公式戦用パンツもセットで付いてきたので、その画像です。パンツの市販はあったのかな?
ナンバーはラバー素材圧着の1色1枚仕様。チーム名は刺しゅう。他のクラブだとパンツにエンブレムが入る事が多いので、チーム名は珍しい。
スポンサーロゴはラバー圧着。メーカーロゴは刺しゅう
現在行われている東京五輪でも左SBのレギュラーとして活躍。ミスが少なく安定したプレーで個人的にはここまでで最も評価を高めた選手だと思います。他の選手や歴代の左SBの選手と比較して、スピードがあったり、高さやフィジカルコンタクトに圧倒的に強かったり、物凄い精度の高いキック等、パッと見て分かりやすい長所は無いのですが。今挙げた能力をバランスよく兼ね備え、10点満点で10点の項目は無いのですが、どの能力も7~8点と高い次元で安定した選手です。あと左利きという点も左SBというポジション上、見逃せない特徴です。
現在A代表の左SBはベテランの長友選手であり、後に続く選手はいるのですが、頭一つ抜けた選手と言われると明確に上がりません。今大会で安定感のあるプレーを披露した中山選手はレギュラーにかなり近づいていると思います。本来のポジションはCBやCHなので、左SBというのは不本意かもしれませんが、代表で確固たる地位を築きたいのであれば、人材難の左SBでプレーする事はチャンスです。残りの試合でも良いプレーに期待。
五輪代表もベスト4まで勝ち進みました。次の対戦相手は、優勝候補のスペインです。今回選出された選手の多くがA代表でプレーしていたり、リーガエスパニョーラ1部の各クラブでレギュラーとしてプレーしている選手であり、中心選手は先日まで行われていたEURO(欧州選手権)後に合流、疲労がかなり溜まっている面もありますが、それを差し引いても最強の対戦相手となります。
先日のニュージーランド戦は、一部の選手の戦況を考えないスタンドプレーと監督が明確なメッセージをチームに伝えられなかった事が苦戦の要因と考えています。もう一度、チーム全体が勝つ為のビジョンを共有して最強の対戦相手に挑んで欲しいですね。
余談
我が川崎フロンターレの三笘選手が本領を発揮とならず、厳しい評価を受けていますが当然です。川崎フロンターレで見せているハイパフォーマンスは、普段から試合を見ている人なら分かると思いますが、監督や周囲の選手のお膳立てがあってのものです。移籍濃厚ですが、移籍先でも今味わっている状況と似たような内容を経験すると思います。代表や移籍先のクラブには、レアンドロダミアンも家長も登里もいません。どうやってこの状況を打破するのか注目して見ています。