先日開催された中村憲剛さんの引退試合にて、川崎フロンターレで共にプレーした選手で結成されたKAWASAKIフレンズ用のユニフォームです。中村憲剛さんのネームとナンバー入りとなります。
エンブレムは昇華プリント。川崎フロンターレとも縁が深いデザイナーである大塚いちお氏がデザインを担当しました。少しヨハンクライフっぽく見えたのは自分だけ...だと思っています。
スポンサーロゴは昇華プリント。背中の木村社長(すしざんまいでお馴染みの名社長様です)のみラバー圧着仕様。
内タグ部分。生産国は日本製、GRACIAS14は中村憲剛さんへの感謝のメッセージでしょうか?
このユニフォーム一番驚かされた部分です。正直ノンブランド品だと思っていたのですが、まさかのgol製でした。gol社は人気フットサルブランドの一つとして知られていますが、gol社と川崎フロンターレ、中村憲剛さんとの繋がりを思い出してみますと、2006年から2010年頃まで記念TシャツやコラボTシャツを販売した縁がありました。
今回もその繋がりからユニフォームの作成を引き受けて頂けたのでしょうか?それにしても胸にgol社のロゴが無いのが気になります。
サイズはXLで着丈73㎝、身幅が60㎝。着丈はサイズ相当ですが、身幅はかなり大きめでゆったり着用できる作りです。当日選手によっては厚手のアウターの上からユニフォームを着用している方もいらっしゃったので、その状況も想定して大きめの身幅で作成されたのかもしれません。
ユニフォームデザインは陸前高田市との復興支援活動で縁が生まれた菅野朔太郎氏が担当されました。中村憲剛さんのキャリアと陸前高田市との関わりの中で生まれた印象に残る瞬間が落とし込まれた良いデザインだと思います。
このユニフォームを纏って川崎フロンターレのOBの皆さんが楽しそうにボールを蹴っている姿を見ていると、現役選手として活躍していたあの頃をそれぞれのプレーから感じさせられました。現役を終えて時は流れても、一つの時代を彩った選手として特徴はどこかしらに残っている。そんな場面をたくさん見る事が出来ました。
これの白色の仕様とゴールキーパー用の緑と赤のユニフォームも当日は使用されました。市販は無いのですが、選手が着用しているのを見ると欲しくなります。チャリティーオークションやクラウドファンディングのリターン等で出してくれないかな。