ユニフォーム 864枚目 ポルトガル代表 2002-2003年 アウェイ用 半袖

2002-2003年に使用されたアウェイ用ユニフォームです。主にのEURO2004までの親善試合にて使用されました。白をベースに脇と腰部分にネイビーのアクセントが入ったさわやかなデザインです。

メーカーロゴとエンブレムは刺しゅう

当時は国内代理店モデルで税込みで8,000円弱、今はナンバー無しでも10,000円を切るのは珍しいです。20年も前と言えばそれまでですが時の流れを感じます。

2002年の日韓ワールドカップは、ルイス・フィーゴやマヌエル・ルイコスタ等、ポルトガル代表の黄金世代が年齢的にピークで迎えた大会で好成績が期待されました。しかし、結果はまさかのグループリーグ敗退。失意のまま大会を終えました。

 

その後、彗星の如く表れたのが、今日までポルトガル代表を牽引し続けてきたクリスティアーノ・ロナウドでした。代表デビューとなったカザフスタンとの親善試合で使用されたのがこのアウェイ用ユニフォームだった事を覚えています(長袖がトレードマークの彼が珍しく半袖を着用していました)。このユニフォームを纏いA代表をキャップ刻んでから、ポルトガル代表で築き上げた個人記録、キャップ数、ゴール数は他の追随を許しません。どれだけ記録を塗り替え続ければ満足するのか?そんな領域に入っています。

 

そんな彼も37歳となり、少しずつ年齢を感じさせるプレーが増えてきました。加えて、自らの口から招いたとはいえ、まさかの所属クラブからの契約破棄を受け、カタールワールドカップは無所属の選手として参加する事となり、これまでのキャリアで最も追い詰められた状況といっても過言では無いです。ワールドカップの舞台で「就職活動」をするはめになるとは考えもしなかったでしょう。

 

しかし、そんな状況さえ力に変えてしまいそうなのがクリスティアーノ・ロナウドではないでしょうか。栄光に満ち溢れた彼のキャリアで唯一存在していないのが、ワールドカップのタイトルです。ワールドカップも勝ち取り、大会得点王も勝ち取り、そしてビッグクラブからのオファーも勝ち取る。恐らく最後になるだろうワールドカップの舞台で、世界中のサッカーファンの想像を上回るプレーを期待しています。