2022年シーズン Jリーグ 第24節 川崎フロンターレ-横浜Fマリノス戦、ルヴァンカップ 準々決勝 セレッソ大阪戦 2ndleg 感想

この2試合は共にラストワンプレーで試合が動き「天国と地獄」を見せつけられた展開だった。ここまで対照的な結末をスタンドで味う事はなかなか無い。その意味で非常に刺激的でした。

 

どちらから振り返るか…記憶に残っている嫌なこびり付いた物を取りたいので(笑)、昨日のルヴァンカップ準決勝 2ndleg セレッソ大阪戦から。

 

どんなに内容が良くて、どんなに的確な采配を振るっても、最後で水を漏らしてしまっては何の意味も無い。90分は自分達にとって良い流れでも最後の5分で全てを台無しにしてしまった試合でした。

 

率直にこの試合の感想を述べれば、このチームはいったいどれだけ授業料を払えば気が済むのか、頭が悪く何も学習していないアホなチームだと言われても何の反論も出来ません。最後の5分で2点差を守り切れない。点差は違えど、昨年何度も同じ過ちを繰り返しました。あとどれだけ授業料を払えばいいのかは誰にも分りません。確かな事は昨年の過ちを理解していない選手がいる事だけです。

 

この試合、ボールをキープし時間を使うのが上手い家長を早い段階で交代させてしまいましたが、彼の運動量も落ちていたので、彼がいれば勝利できたかどうかはわかりません。ただこのような結果になってしまった以上、この試合で起こった事が想定されるので、残りの12試合で競った展開が続けば家長をベンチに下げれなくなります。良くも悪くも彼と心中する事は避けれないでしょう。それが良い方向に向かってくれる事を願うしかありません。

 

昨日の地獄で少し薄れてしまいましたが、天国で終われた横浜Fマリノス戦、この試合に関しては、今日本で一番強いチーム相手に決定機を2度(前半の仲川のゴールシーンと後半の喜田のシュートシーン)に抑えました。人も足りず、状態も悪い中相手の攻撃を抑え、ピッチを広く使いながら奪った2つのゴールには感服させられました。素晴らしいの一言。

 

ただ今にして思えば、この素晴らしい試合の反動が来たのが昨日の試合だったのかもしれません。今の川崎フロンターレに二兎を追う力は無いので、これが実力だという事です。今できる事は、払わされた授業料が無駄では無かった事を残りの12試合で結果を残して証明するしかありません。まずは週末の京都サンガ戦。ここからリスタートだと思って、また勝ち点3を取りに行きましょう。

 

と言いましたが、台風が近づいていますよね。試合は開催されるのだろうか?

 

余談

今、川崎フロンターレに加入してから最も重い重圧を背負っています。でも、この状態からチームを3連覇に導ければMVPは彼になるでしょう。その先に本当に消えかけの可能性レベルですが、久しぶりに青いユニフォームを纏ってカタールで戦う未来があると思っています。