2021年シーズン アジアチャンピオンズリーグ グループリーグ 2節 北京FCー川崎フロンターレ 感想

ロコモティフスタジアムで行われた北京FC-川崎フロンターレ戦は、7-0で川崎フロンターレが勝利。ゲーム開始から着実に得点を積み重ね、後半開始早々にレギュラーの選手をベンチに下げ、出場機会が少なかった選手を投入。彼らの現状も確認する事ができ、小林が負傷退場した以外は満足できる結果になりました。

 

北京FCの選手は、ユース年代の選手や出場機会が少ない選手が大半であり、力の差が大きかったです。それを踏まえて気になった事を書きます。

 

・ 谷口をアンカーのポジションで起用

 

この試合までは、シミッチが出場していない時は移籍した田中がアンカーのポジションでプレーしていました。リーグ戦での起用を見る限り、塚川をこのポジションで起用したいと思うのですが、スタメンで使うには不安なパフォーマンスが続いています。先日の日本代表で谷口がこのポジションでプレーしていた事もあり、現状どれくらいやれるのかテストの意味合いが強かった起用です。前半45分のみのプレーでしたが、力の差が大きい相手だったので、大きなミスも無く無難な出来でした。

 

ボールを奪う力とパスでボールを運ぶ能力を考えると、山村をこのポジションでプレーさせた方が良いのでは?と思いましたが、幅広いエリアをカバーする機動力とスピードが谷口や塚川と比べると落ちるので、アンカーで起用していないのだと思います。橘田もこのポジションでプレー出来ますが、センターバックの片方がサイドにカバーに向かった際、空けたポジションをカバーするのはアンカーのポジションなので、高さと強さの面から起用されないのではないでしょうか。

 

ここから全試合シミッチを使う訳にもいきません。高さ、プレーエリアの広さ、ボールを動かす力と奪う力を考えると、谷口と塚川が代役候補となります。彼らのアンカーのポジションでのプレーに注目しています。

 

・ チャンスを得たイサカゼインと神谷

 

ゼインは攻守にアグレッシブに、正確なクロスでアシストも記録。リーグ戦と天皇杯では見えなかった自分の得意なプレーをアピールする事ができました。積極的にボールを受ける場面も多く、自信を持ってプレーしている様に見えました。左SBでプレーした神谷は逆サイドのゼインとのバランスを意識してポジションを取ってプレーし、大島投入後は高いポジションを取ってのプレーが増え、敵陣ゴール付近でのプレーが増えてきました。

 

彼らが全てのコンペディション合計で1,000分以上出場できれば、SBの補強を行う必要は無くなります(1,000分の根拠はまた別の機会に書きます)。神谷はCBでもプレー可能なので、様々なポジションで出場時間を増やしてほしい。彼らの成長が選手層の厚みに直結します。

 

・ 5節の大邱FC戦が大一番になる

 

連勝して勝ち点を6にしましたが、北京FC、ユナイテッドシティの出来を見ると、川崎フロンターレ大邱FCも再戦までの2試合で勝ち点6は必須となります。負傷者、累積警告での欠場、過度な消耗を避けながら、2連勝するのは実力差があるとは言え簡単な事ではありません。次節も今節と同様、前半でほぼ試合を終わらせて、主力選手の温存、控え選手の実力を試す機会にしたいところです。