2000-2001年に使用されたホーム用ユニフォームです。主に自国開催(ベルギーとの共催)となったEURO2000、その後の日韓ワールドカップ予選の試合で着用されました。
当時はFWに、クライファート、ベルカンプ、ファンニステイルローイ、マカーイ、ハッセルバインク、ファンホーイドンクといった欧州各国リーグで得点王に輝いた選手。中盤には、ダービッツ、コクー、ゼンデン、オーフェルマルス、セードルフ。最終ラインには、スタム、フランクデプール、ライツィハー、ファンブロンクホルスト。守護神にはファンデルサール。どの選手もセリエAやリーガエスパニョーラ、プレミアリーグの優勝を争うクラブで、レギュラーとしてバリバリプレーしていた選手達であり、オランダ代表史上でも有数の選手層だった時期でした。
サイズ表記はラバー圧着
メーカーロゴ、エンブレムは刺しゅう
EURO2000はグループリーグを3戦全勝で突破し、ベスト8ではユーゴスラビア代表を6-1で粉砕。1988年大会以来の優勝が期待されましたが、ベスト4ではイタリアと対戦。前半にイタリアが一人退場で少なくなり、延長戦も含め大部分を時間をオランダペースで進めるも、試合中に2本のPKを失敗。PK戦でも3本失敗し、1試合で5本のPKをミスするという予想外の形で敗戦し大会を終えました。とは言え、ユーゴスラビア戦でハットトリックを決めたクライファートは大会得点王に、サッカーの内容自体も大会で1、2を争う内容だった為、次の大きな大会である日韓ワールドカップでも躍進を期待されました。
監督をフランク・ライカールトから、アヤックスとバルセロナで多くのタイトルを勝ち取ったルイ・ファンファールが引き継ぎ、日韓ワールドカップの欧州予選突破、本大会での優勝を目指しましたが、同組のポルトガルとアイルランドの後塵を拝し、グループ3位で予選敗退。日韓の地でオランダ代表の姿を見る事が出来ませんでした。まさか欧州予選で姿を消すとは。
現在熱戦が繰り広げられているEURO2021、ついにベスト16に進むチームが出揃いました。オランダ代表はグループリーグは3戦全勝で突破、ベスト16ではチェコ代表と対戦します。ここを勝ち進むと次はウェールズとデンマークの勝者と対戦。ベスト4まで強豪国との対戦が無いので組み合わせに恵まれました。怪我人が出ているのは気になりますが、チームに勢いを感じます。どこまで勝ち進めるのか楽しみに見ています。