2007年シーズンに使用された1st用ユニフォームです。河村崇大氏に支給された物となります。袖にナビスコカップ(現ルヴァンカップ)決勝戦用のパッチが縫い付けられた決勝戦限定仕様です。
支給品の大事な部分。白タグですね。
内タグには別注の記載
KAWASAKIパッチにつつじの花
このシーズンはシーズン半ばからスポンサーロゴの表記が変更。旧ロゴの上から縫い付ける形で対応されました。支給品のみの特徴でもあります。
裏返すとこうなっています。
決勝戦用のパッチですが、通常のリーグ戦用のパッチの上から縫い付けている仕様です。
中盤の底で何度もポジションを取りなおしてバランスを取り、中村憲剛と谷口博之を気持ちよくプレーさせてくれた事が印象に残っています。高さもあり、アンカーのポジションの選手としては理想的な選手で是非ともジュビロ磐田から完全移籍で加入して欲しかったのですが、当時の磐田の監督から復帰を熱望され、完全移籍とはなりませんでした。
当時はタイトルにあと一歩のところで届かなかったシルバーコレクター時代、タイトルを獲り逃す度に、彼の様な「気の利いた」選手を取らないから、あと一歩のところで届かないと思っていました。このユニフォームが使用された決勝戦も、河村氏はベンチだった為、頭から使わないから負けたんだよと愚痴りながら国立を後にした事を覚えています。
初優勝した2017年、ポジションは異なりますが、阿部浩之という日本一気が利く選手を補強した事でやっとタイトルに手が届き、自分の考えは間違っていなかったと勝手に喜んでいました(笑)。
余談ですが、阿部浩之と同じレベルで気が利く選手が、本日ルヴァンカップ決勝戦を戦う予定だった柏レイソルの大谷秀和です。大舞台での彼のプレーを楽しみにしていましたが、今の社会状況では仕方がありません。少しでも両チームが良い状態でプレーできる日程で、今度こそ試合が行われる事を願っています。