2020年シーズン Jリーグ 第18節 川崎フロンターレー横浜FC 感想

等々力陸上競技場で行われた川崎フロンターレ-横浜FC戦は3-2で川崎フロンターレが勝利。先手を取りながらの試合でしたが、横浜FCの決定機も多く、内容面では横浜FCの方が良い時間も長かったです。

三浦知良中村俊輔松井大輔のスタメン起用が話題になりましたが、狙いとしては彼らの堅実なプレーで、最小得点差で後半まで持ちこたえ、後半オープンな展開になったところで、主力選手を投入し得点を奪いに行くものだったと見ています。スタメンで起用された彼らは、監督の要求に応えたと思います。

気になったのが、川崎フロンターレ側で試合をクローズさせたい選手と更に得点を奪いたい選手で意識の解離が見られた点です。悪天候でピッチコンディションも悪かった為、手堅くプレーする意識を共有してほしかったです。この辺で守田には声でリーダーシップを取って欲しかった。

スタメンで起用された中村憲剛は、本人も語っていましたが、この試合の出来だとスタメンで使うのは難しい。しかし、スタメンで45分間プレーできた事が収穫だったと思います。今後、中村の力が必要になる場面が必ず来ます。そこを見据えた起用が出来たことが大きかったです。今の川崎フロンターレ中村憲剛の強みを見せてほしい。そう思います。

次節は中3日で湘南ベルマーレ戦です。なかなか結果は出ていませんが、簡単に勝てるチームではありません。この試合の様に内容が悪くても勝ちきりたいところです。次節も楽しみにしております。