2016年シーズンに使用されたホーム用ユニフォームです。市販の無かった長袖ユニフォームとなります。リーグ戦をクラブ史上最高順位となる5位、カップ戦では天皇杯でベスト4まで進出した充実のシーズンでした。
選手用の特徴ですが、素材にポリウレタンが含まれています。ウレタンが入っているので伸縮性が強く、引っ張ると伸びる素材です。体にも強くフィットするので、市販の同サイズより2サイズ程小さい作りになっています。
Jリーグパッチのみラバー圧着。他は全て昇華プリント仕様。剥がれない、劣化しない、素晴らしい仕様です(笑)。
このユニフォームを見ると、2016年の年末、横浜国際競技場で天皇杯準決勝の試合、大宮アルディージャー川崎フロンターレ戦を思い出します。当時は、川崎フロンターレが決勝進出が確定していないにも関わらず、天皇杯決勝戦のチケットと宿、往復の新幹線のチケットを手配していました。
試合は大宮に再三決定機を作られ、ひたすら凌ぐ時間が続きましたが、セットプレーから谷口彰吾が決めて先制。虎の子の1点を守り抜いて、初の天皇杯決勝進出を決めた試合でした。
今思い返すと随分と綱渡りな事をしていましたが、横国からの帰り道、各種手配が無駄にならなかった事に安堵しました。今後しばらく天皇杯決勝戦は新国立競技場になりそうなので、今では良い経験ができた思っています。