2006-2007シーズンに使用されたホーム用ユニフォームです。バルサのクラブ史上、初めてユニフォームにスポンサーロゴが掲載されたユニフォームとなります。今ではスポンサーロゴの存在が当然なものとされていますが、当時は衝撃が大きかったです。
メーカーロゴは刺しゅう
クラブエンブレムはワッペン縫い付け
サイズプリント部分。このシーズンは生産時期によりデザインが異なりました。こちらは後期の物となります。
スポンサーロゴはラバー圧着。初のスポンサー広告は「UNICEF」でした。いきなり企業名を掲載するよりも懸命な判断だったと思います。この時、10数年後に日本企業がバルサのユニフォームにスポンサーロゴを載せるとは想像できませんでした。
このシーズンはリーガ3連覇とチャンピオンズリーグ連覇を目指し、カルチョスキャンダルの影響でセリエBに降格したユベントスから、フランス代表のテュラムとイタリア代表のザンブロッタを加え、前線にはチェルシーからアイスランド代表のグジョンセンを獲得しましたが、ワールドカップ明けのシーズンで主力の休養が不足していたのか、怪我人が多く、リーガはリーグ最多得点を記録するも2位、チャンピオンズリーグはベスト16でリバプールにまさかの敗戦で終わりました。
今では想像できませんが、このシーズンは試合によってはイニエスタが4-3-3のアンカーのポジションに入っていました。シーズン半ばには、3-4-3のシステムも採用しましたが機能したとは言い難かったです。