2019年 天皇杯 ベスト16 ヴィッセル神戸-川崎フロンターレ 感想

試合中にろくに機能しない4-4-2に布陣を変更し、ボールを前線に運べなくなり、慌ててトップ下の選手を入れて改善しようとする。3日前と17日前と同じ事をしている監督の采配で勝てる試合を落としました。

ヴィッセル神戸も良いサッカーをしていましたが、後半途中からプレーの強度が落ち、前線の圧力を高めれば後1点とれた可能性は高く、それだけに強さとシュート技術の高い山村を前線に上げずに試合を終えたのはとても不満です。

長谷川が負傷し、小林を入れて4-4-2にした時点で、要注意人物のサンペールへのマークが甘くなり嫌な予感がしましたが、見事に的中しました。

後半に入っても、最も得点を生み出す確率の高いレアンドロダミアンを下げ、磐田戦で凡庸なプレーしか出来なかった知念を投入。知念を入れるのなら、田中を入れて、山村を前に上げ、守田をセンターバックにしてほしかった。

どれだけ選手が最善を尽くしても、同じ采配ミスを繰り返す監督では話になりません。自分は鬼木監督を比較的擁護している側だと認識していますが、それも揺らぎつつあります。次のホーム神戸戦は監督の采配で勝たせてくれと言いたい。一休みしたら勝ち点3を取るために必要な準備を全てして、次の神戸戦に挑んで欲しい。今日の試合をただの負け試合では無かったと証明して頂きたいですね。