ユニフォーム その323 川崎フロンターレ 2016年シーズン 2nd用 半袖 大島僚太

等々力競技場で行われた川崎フロンターレ北海道コンサドーレ札幌戦は、1-1の引き分けでした。前半は攻守の切り替えの精度が低く、低調な内容のサッカーでしたが、後半、小林悠選手の投入と両サイドバックのポジションを入れ替えた事で、敵陣でボールを奪えるようになり、後半だけでシュート数21-0と一方的な展開に持ち込みましたが、引き分けで終わりました。前節に続き消化不良な結果です。

 

正直、鬼木監督が家長選手を使い続ける理由がはっきり分かりません。別に使うなとは思いませんが、好調を維持していた脇坂選手や齋藤学選手をベンチに置いてでも使う程、際立ったプレーは見せていないと思います。他のポジションでは比較的競争に勝った選手を使っているのに、なぜここだけ聖域になっているか?まあ、もしかしたら合理的な理由があるかもしれないので、何回か試合映像を見てみますが、今の時点では分かりません。

 

悪い事ばかり書いても良くないので、良かった点も。この選手が自分の力で勝たせる振る舞いを見せてくれた事です。

 

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今日は後半のセットプレーを全て彼が蹴ってくれました。いつも以上に自らボールを運んで決定機を作っていました。「大島僚太」が勝たせてくれた試合と言いたかった。

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もう彼のプレーに対する不満はほぼ無いのですが、唯一挙げるとすれば、セットプレーのキッカーをやらない事。いいキックを持っているのに、それを活用しようとしない。もしかしたら、ふくらはぎの故障が続いているので、負荷をかけない為にそうしているのかもしれません。でも、セットプレーのキッカーを継続して担当する事で、更に素晴らしい選手になると思うのです。

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このシーズンから10番を背負い、名実ともに川崎フロンターレの「王」に相応しい選手になりました。後はセットプレーでチームを勝たす事。これができるようになった時、中村憲剛という先代の「王」を超えた事になると思っています。

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こんだけ期待させたので、頼むから次の磐田戦からはいつもの「僕いいです」にならない事を願っています。脇坂がいても、馬渡がいても、家長がいても、そして憲剛がいてもセットプレーのキッカーになってください。期待していますよ。